BTCV国際リーダー会議
またまた久しぶりの更新ですが、17日から23日まで渡英し、BTCVの活動状況などを見聞してきました。しばらくは、まじめな話題、しょうもない話題を含め、数回に分けてご紹介したいと思います。
さて、BTCVとは、英国で実践的な環境保全ボランティア活動を提供する代表的な団体です。
BTCVのWEBはこちら、日本語で簡単に紹介しているページはこちら、を参照下さい。
BTCVの活動は、日帰り、数日から10日間、国内外での活動をしており、リーダーを養成し、ボランティアと一緒に活動を展開しています。
今回は、下記の年2回行われる国際リーダーのミーティングを見学させていただきました。
Agenda Autumn 2006 BTCV International Support Group Meeting
場所はバーミンガム、主催は、BTCVの国際部、25名程度の国際・国内リーダーが参加し、主に下記の報告や議論が行われました。
- トレーニングを修了した新しい国際リーダーの紹介
- 国際部の新しい取り組み、更新事項
- 日本でのリーダートレーニング事業の報告
- 中国やケニヤ等での活動報告
- Sustainable Travelに関する議論
- エコツーリズムへの課題
- 近くの森の散策
- レクリエーションについて
秋に行うこのミーティングは、報告を旨とし楽しい雰囲気で、春に行うミーティングは技術的な内容でまじめに行われるそうです。
さて、私たちが行い、下記のブログで紹介したイベントに関する報告は、責任者であるトニー氏より行われました。
http://d.hatena.ne.jp/asahiro/20061004
特に、強調された点は、これまでBTCVのトレーニングは、相手のニーズに応じて、内容を組み替えて提供を行ってきたが、今回の日本での講座については、典型的な一連の必要項目をパッケージとして提供したということでした。トレーニング活動の国際標準化の1事例として、意義が大きかったようです。
また、事前2日間の間に、九州大学USIのルネットという施設における、サポートスタッフとの念入りな準備、4日間の黒木、四季菜館と公民館の畳敷きを利用した連続講座について、言葉の壁を超えた連携ができ、一つのスタイルとして実施できたのではないかという点も強調されていたと思われます。特に、ファシグラについては、高く評価されていました。
また、この事業を実施するにあたり、2004年から私と調整してきた点についても、Historyとして触れていただけていたことは、ありがたかったです。
私は、今回はじめて、組織的な合宿型ボランティア活動におけるリーダー間のミーティングに参加させていただきました。NICE等の皆様方は、普段、行われているのでしょうが、な〜るほど、こういう風に進めるんですね〜と勉強しました。(つづく)