人材育成

asahiro2009-03-04

今日は、山梨県八ヶ岳自然ふれあいセンターを訪ね、川嶋先生と、やまねミュージアムで湊先生のお話を伺うことができました。詳細はブログには書きませんが、人材育成や環境教育の取り組みに関する考え方の共通性を見出すことができました。
写真は、富士山の方向を向いてたてられているポール先生の像です。氏は、日本BSAのキャンプ地を探す条件として、「富士山が見えること」というのを第一条件にされていたそうです。この、国定公園に囲まれた美しい立地を選ばれたのは、最善を尽くすことをモットーにされた氏の信条によるところだと感じられます。
景観と環境保全には、つとに信条が必要であります。対照的な駅前の混乱した街並み景観をみれば、信条を抜きにして都市政策のみで市場をコントロールした質の悪さを感じることができます。

今日、お二方とお話して、改めて感じたことは、「環境と活動に責任を持てる人材」の確保と育成の大切さでした。さらにぶれない信条があれば、きっと、美しい環境が増えるのだと思います。

ポール氏は、熊本県阿蘇でも施設づくりを検討されたというお話を伺いました。まだまだ、将来には連帯できる多くの可能性が秘められている。ポール氏の像を見ながら、そんな事を思いました。