リーダー養成講座

asahiro2007-09-23


「リーダーとはなんぞや?」。この問いは未だ明確ではないのですが、昨日今日と八女郡黒木町えがおの森で1泊2日の「森づくり里山保全のためのリーダー養成講座」を山村塾主催、ふくおか森づくりネットワークとJCVNの協力で実施しました。

この催しは、昨年度、BTCV(英国環境保全ボランティアトラスト)と実施した環境保全ボランティア養成講座標準コースの日本版(ただし、縮小版)としてはじめて実施したものです。

講師は、昨年度の受講生3人と、救急法の専門家を加え、リーダーシップ、安全管理、リスクアセスメント、安全計画、道具の使い方説明、里山保全概論、救急法、DIG(図上演習)などを、講義とグループワークを交えながら実施する内容です。

森づくりや里山講座というと、一般的に技術指導が多いのですが、私達はその前に、ボランティアと活動する際に必要な心構え、自ら安全と楽しさに責任を持てるリーダーシップを身につけてもらうことが必要だと考えています。

今回受講生は9名と少ない数字のようですが、密なやりとりが実現でき、講座としては理想的でした。

ただ、2日間しか時間がなかったため、リーダーシップを発揮する難しさを、講座の中で受講生に感じてもらう時間が大変少なかったことが課題に残りました。

今後は、里山ボランティア入門コースのようなキャッチを設け、理論から、ワーク、シミュレーションやOJTを加え、実地体験のできるプログラムが望ましいように思いました。新しい方々に門戸が開けるよう、今後、工夫していきたいと思います。