北海道(その二)

asahiro2007-01-13

今回は、NPO法人ねおすさんのコーディネイトする「環境保全協働コーディネイター養成講座」でお話をさせていただく機会を得ました。

この「協働コーディネイター」とはなんぞや?

NPO理事長 高木氏のお話の中で強調されたことは、

  • 協働コーディネイターとは、市民を取り込みセクター化を支援する人材である。
  • その協働とは「社会関係性資本の基盤整備」である。
  • その定義は「関わる者・組織(主体)が、相互の信頼と理解にたって、共通する1つの目的に向かって協力して働くこと。」である。
  • それは、私たちが「作り上げてゆく」公共である。
  • その為には、「ホリスティックな関係性への理解」と、「多様性の価値への理解」が必要である。

などなど

この後に、会場へ「どんなコーディネイターが欲しいですか?」という質問が司会から振られ、お金のコーディネイター、人のコーディネイター、仕事の・・・などなど、どうも、様々なコーディネイターが必要とされているようです。

ボランティア経済学の本の中に、「知縁」という言葉が出てきますが、ボランティアの「知縁」は、ボランティア同志だけの関係性ではなく、家族や地縁、そして、行政や企業との協働を行い、生活文化の再生が期待されています。

また、環境省北海道環境パートナーシップオフィスの吉村さんの報告もご覧下さい。(リンク)

(つづく)