官民境界立会

asahiro2007-08-28

  • 家づくり

先日、土地家屋調査士さんのご協力を得て、市、区長さん、ご近所の方々と官民境界立会を行いました。これは、隣接する道路が4m未満であったため、今回の開発にあたり敷地境界移動と測量をする必要がありました。

ご近所さんと、「ここ、ここ」と確認していく風景は、なかなか楽しいものでした。

ところが、この会に別の市の方が来ており、「隣接している敷地に、石積み水路から水が溢れ出すから、U字溝に付け替えます。」という話が突然でてきたのです。

すごく気に入っていた石積み水路だっただけに相当ショックでした。
地域の人は、法面が崩れるからL字を付け、ブロック塀が良いというのです・・・
そんなデザインが・・・と思いながら、返す言葉が出ませんでした。
地元の治水と管理削減に関する要望は理解できるものの、

治水だけでなく、生き物と文化にも配慮していただきたい。
それに、都市マスタープランの景観保全の方針には、自然と調和した美しい農村の創造と書かれてあるのです。

市は、計画に即した事業をすべきであり、浚渫と拡幅などの代替案も含め設計に配慮していただきたいという旨の
市長あて請願書を提出しました。

地域の現場が見え、勉強になりました。