(社)日本造園学会

asahiro2007-05-21

昨日、日本大学湘南キャンパスで標記の学会が行われました。
久しぶりに日大を訪ねたら、写真のような建築物ができていました。
まるで、Richard Meierの建築のような、白いスケルトンにカーテンウォール、螺旋階段のある施設でした。

さて、私の方は、下記の論文を発表してきました。
こちらからダウンロードできます。(リンクpdfファイルは、WEB用にレイアウトしなおしたものです。)

朝廣和夫、他, シイ・カシ萌芽林とヒノキ人工林の空中写真を用いた画像特性値と林分条件要素の関係,日本造園学会ランドスケープ研究,Vol.70, No.5, pp733-736.,2007.03.

この研究の結論は、ヒノキ人工林について、空中写真に写りこむ画像特性値は、標準偏差が林内照度と、樹冠境界累積度数が樹冠サイズの情報を含みます。ということを報告しました。これから何ができるかというと、樹冠を抽出する画像解析プログラムのパラメーターとして、これらの画像特性値の利用を見込むことができ、より精度の高い森林の情報化に寄与できるのではと想定しています。
建築や都市に劣らない森の情報化が将来の夢です。