グリッピ緑のフォーラム

先日、福岡市アイランドシティ中央公園ぐりんぐりんという伊藤豊雄氏設計の施設で子供たちを招いたフォーラムを開催しました。

「緑を身近に感じてみよう！」をテーマに市内の小学４年生約13000名に「ありがとうの緑」の題材でアンケートを実施、約5000名の応募がありました。子供達の見つけてくれた「ありがとうの緑」を、緑のまちづくりにどのように取り組んでゆけば良いのか？　応募していただいた子供たち100名と親御さん含め約350名の参加者を招いたイベントです。

齊藤ふみさんの進行のもと、杉本先生と高梨ＵＲ理事、そして私で緑の授業参観という名目で、子供達の絵の中にある景観や動植物、人々との関係をご紹介していきました。吉田福岡市長にも最初から最後までご参加いただき、子供達のアイデアに触れていただきました。

今回のフォーラムは、これまでにない新しい取り組みでした。
まず、参加者が、これまで園芸、造園、森林という色のついていない、本当に一般の子供たちとご両親であったこと。市長が全体に参加されたことです。

従来のイベントは、比較的、経験者を対象にしたものが多く、おなじみの顔が多いものです。
しかしながら、今回のように、普段接しない新しい方々に呼びかけ、お伝えするイベントこそが大切であり、じっくり力を入れていかなければならないでしょう。

新しさゆえに、準備も大変だったと伺いました。今後が楽しみなイベント形態です。