小国町里道遊歩道ワークショップ

asahiro2007-11-10


先日、小国町と芸術工学研究院が行っているブランドプロジェクトの調査の一環として、標記のWSを行いました。小国町には鉄軌道跡地があり、以前から遊歩道としての活用が検討されています。木魂館周辺はマウンテンバイクのコースとして既に活用され毎年大会も開かれてきました。

私達は、鉄軌道跡地を行って帰ってくるのでは散策路としてよろしくない。周辺には小国の森や里があるのだから、里道を利用した周遊遊歩道の検討を行いました。

ワークショップには、管理者としての地元の方、日頃地元を歩かれている野鳥や森に詳しい方、そして、町外のツーリストの3つの立場の方々に混交チームを作ってもらい、3つの候補ルートを歩きました。

今回の私の発見は、野鳥でした。たまたま同じチームに野鳥に詳しい方がおられ、この季節の小国杉の林内は、たくさんの野鳥が行き来しているのにびっくりしました。
夕方は、ルートのテーマをKJ法で検討し、資源マップを作りました。

地元の方々からも、「初めて歩いた」、「新しい発見があった」という声が多数ありました。
ですから、町外の人は言わずもがなです。

小国町は、阿蘇や黒川温泉からの通過地点になりがちです。でも、30分でも1時間でも、歩けるルートがあれば、ドライブの途中に、「ちょっと歩こうか」という方も必ず出てくると思います。

里道遊歩道が小国の観光、およびグリーンライフの基盤になる。そのような方向性を発信できればと思います。