森林(もり)づくり活動についてのアンケート

5月11日付で林野庁から、下記のアンケート結果がプレスリリースされています。

森林(もり)づくり活動についてのアンケート集計結果について

おもしろい結果が出ています。ざっくりみてみますと・・・

・森づくり活動団体は確実に増えている(1863団体)
・年齢層は50歳以上が80%、都市居住者が65%
 → 年齢層は、やはり原体験のある高い年齢層、都市居住者が中心。

・退職者25%、会社員22%、自営業者13%
 → けっこう、働いている方が多いんですね〜

里山林等身近な森林の整備・保全 67%
 → 里地・里山が主なフィールドとして活用されています。

・活動頻度、4〜11日/年 27%
・下刈り 54%、植え付け木はコナラ41%
・ネットワークへの参加率65%、県のネット48%
 → なんと、県のネットへの参加が48%。 福岡県は・・・

・市町村の森での活動39%、個人35%
・課題、資金確保61%、参加者確保55%、安全確保28%。
・けが人375名、手工具(鎌、鉈等)41%、ハチ、ヘビ33%
  転倒、滑落 28%
 → ハチ、ヘビによる怪我が増加傾向にあるようです。

・傷害保険への加入率 82%
・リーダー養成への参加率 56%
・チェーンソーを利用した活動 64%
 → 機械類を使用したボランティア活動が64%を占めています。
  ボランティア活動であっても機械を使用するというのは日本の特徴です。

今後のネットワークや、リーダー講座の在り方、参加者確保の在り方の参考になると思います。ただし、本結果には書かれておりませんが、関東・関西のボランティア団体が主回答者と想定され、九州の活動との差も感じられるような気がします。皆様は、いかがでしょうか?